2006年04月13日

ハワイ州議会での動き

沖縄の米軍基地縮小を求める決議案を審議する動きがハワイ州議会で起こっていることをお伝えしてきましたが、今日の夕方琉球新報ではじめて掲載されました。
「再編より削減を」

決議案本文下院議員の公聴会リポート決議案の現在のステイタスはリンクをクリックしてご覧ください。)

この決議案は私や他の沖縄出身の留学生が関わっているハワイ・オキナワ・アライアンス(夕刊では「ハワイ沖縄同盟」と表現されていましたが^^;)というグループが、今年の2月にヘリ基地反対協の安次富浩さん、普天間爆音訴訟メンバーの栄野川安邦さんをハワイにお招きしたときから、ハワイの沖縄系下院議員であるデニス・アラカキ氏とマイリ・シマブクロ氏に働きかけてきたものです。両議院は大勢の下院議員との昼食会を企画し、安次富さん、栄野川さんに沖縄で起こっている事件事故、そして地域で脈々と続いてきた反基地運動について「証言」をしていただく機会を設けてもらいました。あのお二人のお話が、下院議員に強いインパクトを与えたのだと思います。

地元ハワイで反基地運動、主権運動に取り組んできたネイティブ・ハワイアンや日系のローカルも辺野古での座り込みに限らず沖縄におけるさまざまな形での反基地運動に連帯を示し、私たちの活動をサポートしてくれています。2人は3月31日の公聴会でも証言をしてくれました(その一人の証言文を以下に添付しました)。

公聴会には、他にも沖縄系の女性、ローカルテレビ番組のプロデューサーだという白人男性が基地縮小を求める決議案をサポートする証言をしていました。

夕刊で「再編より削減を」と表現されていましたが、この決議案を強くサポートしてくれているのが、オアフ島25%を米軍基地に占領されていることに対し反対運動をしてきたハワイの地元の人々であるということを、ぜひ周りの方々にもお伝えください。宜しくお願いします。

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Kyle Kajihiro (カイル・カジヒロ)氏による公聴会での証言

Kyle Kajihiro (カイル・カジヒロ)氏による公聴会での証言

Aloha Kakou. Thank you for hearing HCR 27 and HR 19, and for this opportunity to testify. (みなさんこんにちは。今回はHCR27とHR19について発言の機会を与えてくださってありがとうございます。)

My name is Kyle Kajihiro. I am the Program Director for the American Friends Service Committee (AFSC) Hawai’i Area Program. The AFSC is a Quaker organization dedicated to peace, nonviolence and social and economic justice.
(カイル・カジヒロと申します。私はアメリカン・フレンズ・サービス・コミティー[AFSC]のハワイ地区プログラム・ディレクターを務めています。AFSCはクエーカーの組織で、平和、非暴力、社会的そして経済的な正義に取り組んでいます。)

I am testifying in SUPPORT of HCR 27/HR 19.
(HCR27/HR19の支持を宣言します。)

Thank you for hearing this resolution. It comes at a critical time as the US and Japan negotiate the future of military bases in Okinawa and as the people of Henoko continue an 8 year vigil against the expansion of a base onto coral reefs, which would destroy endangered species habitat as well as peoples’ livelihood.
(公聴会を開いてくださりありがとうございます。現在沖縄の今後の基地のあり方をめぐる米国−日本間の交渉は緊張した状態にあります。辺野古の人々は絶滅の危機にある生態環境であるさんご礁を破壊する新たな基地建設に反対するため8年間の座り込みを続けています。)

The negative social, environmental and cultural impacts of the US military bases in Okinawa are a serious problem and have been amply documented. The US and Japanese governments have failed to listen to the people of Okinawa who have demanded that US military bases be removed from their islands and that there be no expansion of military bases, particularly in the Henoko area.
(沖縄における米軍基地の社会的・環境・文化的な悪影響は深刻であり、そして十分に証明されてきました。米国と日本政府は、特に辺野古地区における、米軍基地の更なる拡大に断固として反対してきた沖縄の人々の声を聞く義務を怠ってきました。)

The history of the bases in Okinawa is similar to that of military bases expansion in Hawai’i where under the justification of national security and military necessity, many people were displaced, and their lands, homes and livelihoods devastated in order to make way for military bases. And there are similar stories from Guam, the Marshall Islands, Diego Garcia, Puerto Rico, Korea, and the Philippines. In this very tangible and tragic way, militarization represents a threat to the peace and security of local communities where military bases are situated.
(沖縄の基地の歴史はハワイにおける基地の拡大の歴史と類似しています。ハワイでも、国防と軍隊の必要という理由で多くの人々の土地や家、暮らしが打ちのめされています。グアムやマーシャル諸島、ディエゴ・ガルシア、プエルト・リコ、韓国、そしてフィリピンも同じようなものです。非常に悲惨なかたちで軍事化が、軍隊の存在する地域の平和と安全を脅かしているのです。)

Speaking specifically to the resolution, we strongly support the call for a reduction of bases in Okinawa. However, we oppose the suggestion that these bases should be relocated to another community, whether in Hawai’i, Guam, Korea, Japan or the US. We believe that the disturbing trend of militarization of US policy is one of the greatest threats to global peace and security as well as to democracy and liberty within the US. Instead, we seek an overall reduction in the size and influence of the military in US affairs.
(決議案に関して言えば、我々は沖縄における基地の縮小を強く求めます。しかし、我々は、ハワイ、グアム、韓国、日本、アメリカのコミュニティへの基地の移設に反対します。我々はアメリカ政府の軍事化政策の動向は、アメリカ国内における民主主義や自由と同様に、グローバルな平和と安全に対する最大の脅威だと理解しています。代わりに私たちはアメリカ情勢における総合的な軍事の縮小を求めます。)

I want to be clear that this is not meant to demonize the individuals who serve in the military nor to denigrate their motives or intentions. Rather it is a critique of the powerful and unaccountable institutions and misguided government policies that, in pursuit of “full spectrum dominance”, too often sacrifice those who serve in the military as well as communities who happen to be in their way.
(これは軍で働く人々やその動機を批判するのではなく、むしろ全域的な支配を求め、たまたま近くにいるコミュニティを犠牲にする強大で無責任な体制と不適切な政策に対する批判であります。)

Around the world, including Okinawa and Hawai’i, people are demanding peace as a fundamental right and are refusing to be used as pawns in a grand chess match between the great powers. An _expression of support from the Hawai’i legislature recognizing the right of the Okinawan people to live in peace without the oppressive weight of US bases would send a powerful message demonstrating Hawai’i’s leadership in the promotion of human rights. I urge you to pass HCR 27 and HR 19. Mahalo for your consideration.
(沖縄やハワイを含めて世界中の人々は、基本的権利としての平和を要求し、強国間において板ばさみになって利用されるのを拒絶します。沖縄の人々が米軍基地による抑圧のない、平和に暮らす権利をハワイ議会が支持するということは、人権の擁護を推進するハワイのリーダーシップを示すメッセージとなるでしょう。HCR27そしてHR19を決議することを強く要求します。ありがとうございました。)
posted by palala at 19:45| ホノルル ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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